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スイカの生育順調/温度管理に気をつけて/JAあいち豊田猿投西瓜部会

2025.03.17

 JAあいち豊田猿投西瓜部会は3月17日、豊田市猿投地区でスイカのほ場巡回指導会を開きました。猿投西瓜部会では有利販売をするため、市場に出回るスイカが比較的少ない6月上旬の出荷開始を目指し、2月下旬から定植しビニールトンネルで栽培しています。定植した苗の活着具合の確認と4月下旬から始まる交配に向けて栽培管理を指導しました。
 この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員とJA営農アドバイザー、株式会社萩原農場普及開発部の園部通彦産地アドバイザーらが参加しました。部会員のほ場5カ所をまわり、定植直後のスイカの状態を確認し、今後の栽培方法を話し合いました。農業改良普及課の小竹博之専門員は「おおむね順調に生育している。今後は、定植した苗がつる枯病などにならないように、トンネル内の温度や過湿に注意して適切な管理を心掛けてほしい」と話しました。今後は、スイカの交配が始まる4月中旬にほ場巡回を行う予定です。
 猿投西瓜部会は、現在部会員7人が合わせて約6ヘクタールでスイカ「祭りばやし777(スリーセブン)」を中心に栽培しています。昨年は名古屋市や豊田市の市場へ約291トンを出荷しました。

写真=今後の栽培管理を確認する部会員ら