ＪＡあいち豊田本店営業店の三浦邦晃副店長と本店ローン営業センターの髙士結衣さんは３月４日、特殊詐欺被害の発生を未然に防止したことで豊田警察署から感謝状を受け取りました。ＪＡが特殊詐欺被害の防止で警察から感謝状を贈られるのは今年に入り２回目となります。
　詐欺を防いだのは１月２１日。髙士さんが、ＡＴＭで出金したいがうまくできないと話す高齢女性の対応をしました。出金の目的を聞くと「息子から契約書類や携帯電話が盗まれたので、すぐにお金が必要だと言われた」と話しました。話の内容からオレオレ詐欺を疑った髙士さんは、三浦副店長に相談し女性に詐欺の可能性が高いことを２人で説明しました。その際、女性の携帯電話に息子を名乗る人物から電話があり、三浦副店長が女性に代わり話すと電話が切れたため、詐欺であることを確信し、警察に通報したことで詐欺を未然に防ぎました。三浦副店長は「日ごろから特殊詐欺関する研修を通じて手口などを学んでいる。今後も組合員・利用者が被害にあわないように努めていきたい」と話しました。
　ＪＡあいち豊田では、豊田警察署の協力のもと、特殊詐欺に関する研修会を定期的に開いています。また、ＪＡ広報誌でも特集記事で特殊詐欺を取り扱い、注意を呼び掛けています。

写真＝感謝状を受け取る三浦副店長と髙士さん