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26人が就農目指し農業学ぶ/受講生の年齢層幅広く/農ライフ創生センター開講式

2025.03.03

 JAあいち豊田と豊田市が共同運営する豊田市農ライフ創生センターは3月3日、豊田市四郷町にある農ライフ創生センターで農作物栽培技術研修「担い手づくりコース」の開講式を開きました。今年の新規受講生は26人で、年齢層は20代から60代までと幅広く、女性が約3割を占めます。
 この日は、新規受講生のほか太田稔彦豊田市長やJA石川尚人代表理事組合長、農ライフ創生センター職員などが参加しました。2年間で新規就農者を育成する「担い手づくりコース」22期生に26人が入講し、平坦地や中山間地などの各研修所で地域に合った農業を学びます。JA石川組合長は「仲間の輪を広げ情報共有しながら、一から育てる感動や土に触れる楽しさを感じてほしい」とあいさつしました。
 農ライフ創生センターは、2004年4月に開講し、現在は多様な農業の担い手を育成し「生きがい型農業」の実践を支援することで遊休農地の活用を進めることを目的に運営しています。開講以来、約730人以上が研修を修了し、その後半数以上が就農し、JAあいち豊田生産部会に加入するなどして地域農業を支えています。

写真=あいさつをするJA石川組合長