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より良い農産物を生産するために/栽培研修会/JAあいち豊田産直部会

2025.02.13

 JAあいち豊田産直部会は2月13日、豊田市小坂町にある豊田市民文化会館で栽培研修会を開きました。これは、より良い農産物を生産するため病害虫に強い苗選びや栽培ポイントを学ぶことで、産直会員の知識向上やレベルアップが目的です。午前と午後の2部制で同部会員190人が参加しました。
 この日は、タキイ種苗株式会社中部支店の吉田魁氏が講師を務め、接木栽培の目的やポイントなどを説明しました。また、病害虫などさまざまな障害に負けないタキイ種苗株式会社がおすすめする新品種の紹介があり、参加者は熱心に聞きました。研修会を担当した産直店舗課の土方進一課長は「昨年は、暑さや病害虫などでかなり出荷に影響が出た。消費者に喜んでもらえるように苗選びや栽培管理など、品質の良い農産物ができるよう心がけてもらいたい」と話しました。
 JA産直部会は、管内の5つの支部で構成し、JA産直プラザやグリーンセンターの産直コーナーに農産物を出荷する組織です。今後も定期的な研修会の開催や店舗の掲示板などで随時最新情報を提供していきます。安定して農産物を生産できるよう組合員をサポートし、農家の所得向上につなげていきます。

写真=熱心に話を聞く部会員ら