豊田市立岩倉小学校3年生32人と保護者5人が2月7日、JAあいち豊田組合員振興課の職員4人を講師に招き、大豆から豆腐ときな粉を作りました。
これは巴学習(総合的な学習の時間)の一環で、岩倉小学校内にある畑やプランターで大豆の種をまいて栽培し、出来た大豆を加工するまでを学ぶことが目的です。毎年校内のプランターで大豆を育てていたものの授業で豆腐作りを行ったのはコロナ禍以来久しぶりの再開です。
この日は、豊田市産大豆を使って豆腐作りに挑戦しました。児童らは講師から豆腐が出来るまでの工程を教わりながら協力して一つ一つ丁寧に行いました。前日から水に浸しておいた大豆をミキサーにかけ、煮込んだ後、布で絞って「豆乳」と「おから」に分けました。豆乳はにがりを加えてそれぞれ一丁の豆腐を作り上げ、豆腐を作る過程でできたおからは児童らが分けて持ち帰りました。おからを試食する児童もおり、おから本来の味を味わう経験もしました。
参加した児童の一人は「大豆から豆腐を作る方法を初めて教えてもらった。がんばって作ったからとてもおいしかった」と話しました。
写真=豆腐が上手に出来たか確認する児童ら