豊田市立朝日小学校3年生71人は1月9日と10日、小学校内にある畑で栽培して収穫した大豆を使って豆腐作りをしました。これは総合学習の授業で、大豆の種をまいて育て、出来た大豆を加工するまでを学ぶことが目的で、JAあいち豊田女性部豊田支部の神谷幹代さんが協力して毎年行っています。
この日は、食育活動を推進するJA組合員振興課の職員と豊田支部の地産地消グループのメンバーが手伝い大豆から豆腐ときな粉を作りました。豆腐作りの行程でできたおからは片栗粉と水を加えて丸めて焼き、きな粉をつけて食べました。児童らは、豆腐が出来るまでの行程を協力して一つ一つ丁寧に行いました。また、加工途中で豆乳とおからに分ける時に湯葉が出来ることを神谷さんが説明し、児童らは熱心に聞いていました。
参加した児童の一人は「きな粉やおからや湯葉が大豆から出来ることを初めて知った。自分で作った豆腐はおいしい」と話しました。この活動に20年以上携わる神谷さんは「毎年子どもたちが一生懸命授業を受けてくれる姿を見るのが楽しい。これからも続けていきたい」と話しました。
今後は、1月下旬に大豆の栽培から加工までをまとめた発表会を行う予定です。
写真=大豆から豆腐を作る児童ら