JAあいち豊田は12月21日、豊田市千石町にある豊田スタジアムで開かれたとよた元気まつりの会場で軽トラ市を開きました。JA産直店舗に出荷する農家やJA青年部「次代の会」など38組が出店しました。軽トラックの荷台に新鮮野菜や加工品などを積み込み販売しました。朝から来場者が買い求め、賑わいを見せました。
これは、生産者と消費者のふれあいの場を創出することで、地産地消の推進と地域農業を盛り上げるのが目的です。地元イベントとコラボレーションすることで、より多くの人に地元農産物を知ってもらい農業振興に繋げたい考えです。
会場には、米をはじめダイコンやハクサイなどの冬野菜、市内中山間地の特産品ジネンジョなどが多数並びました。生産者は、栽培のこだわりやおいしい食べ方などを話しながら、丹精込めて育てた農産物を販売しました。また、JAもブースを設け、愛宕梨などの果物の販売や五平餅のキッチンカーを出店しました。JAマスコットキャラクター「こめったくん」のふわふわドームを設置し、会場を盛り上げました。軽トラ市を担当するJA組合員振興課の稲垣克彦課長は「農家と消費者の架け橋になるようなイベントとして企画した。今後もこのような場を作り、多くの農家に参加してもらいたい」と話しました。
軽トラ市で新鮮野菜を買い求める来場者