みよし市蔬(そ)菜園芸連合会秋冬作部会は12月19日、みよし市三好町にあるJAあいち豊田グリーンステーション三好で大根切干の目ぞろえ会を開きました。今年は長い残暑や非常に少ない雨量、生長した大根が小さいなど例年通りの生育ではなかったが、部会員がしっかりと乾燥させるなどの管理を行い、品質の良い大根切干になっています。12月27日から出荷を始めます。
この日は、部会員をはじめ市場関係者やJA職員ら合わせて11人が参加しました。市場情勢や他産地の野菜の情報を共有した後、出荷規格をあわせるため、部会員が持ち寄ったサンプルの大根切干をもとに、形状や色などを確認しました。また、加工途中や袋詰め作業時に起きやすい異物混入に関する注意点を確認しました。みよし市蔬(そ)菜園芸連合会秋冬作部会の光岡公利副部会長は「部会員同士情報を密にして品質のいいものを売っていきたい」と話しました。
煮物やサラダへの需要が高い大根切干は、ダイコンを細切りにして天日干しで2~3日乾燥させます。天日干しする日を天気予報で確認しながら、白さが立つ大根切干を出荷できるように心がけ手間ひまかけて作業をしています。今年は8戸の農家が4800キログラムを3月上旬まで出荷します。JAグリーンセンターや産直プラザ、いこまい若林でも販売する予定です。
大根切干の出荷規格を確認する部会員ら