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高品質な旬の冬野菜出そろう/豊田市農林畜産物品評会「冬の部」/豊田市農産物ブランド化推進協議会

2024.12.06

 JAあいち豊田や豊田市などで構成する豊田市農産物ブランド化推進協議会は12月6日、豊田市若林西町にあるJA産直市場いこまい若林の店頭で豊田市農林畜産物品評会「冬の部」を開きました。JA猿投白菜部会とJAサニーレタス部会の会員が丹精込めて栽培したハクサイ6点(2株1点)とサニーレタス7点(3株1点)が出品されました。審査の結果、ハクサイは瀬戸市の加藤靖信さん、サニーレタスは豊田市秋葉町の賀来佑次さんが金賞に選ばれました。
 この品評会は、生産者がお互いに競いながら品質向上を目指し、より良いものをより安全に消費者に提供するとともに、農林畜産物の振興と消費拡大を目的に開いているものです。
 この日は愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課や市場関係者らあわせて4人が、形や色、そろいなどの項目に沿って一つ一つ丁寧に審査しました。ハクサイの銀賞は豊田市亀首町の梅村賢次さん、消費者の投票で決まる消費者賞には豊田市上原町の吉田清仁さんが選ばれ、サニーレタスの銀賞は豊田市上挙母の川上典男さん、消費者賞に豊田市秋葉町の賀来佑次さんが選ばれました。審査した農業改良普及課の小竹博之専門員は「今年は異常的な暑さによる生育具合や害虫発生の影響で生産者は栽培に苦労されたが、受賞したものは色やしまり、ボリュームなどにおいて高品質なものばかりだ」と話しました。品評会に出品された農産物は豊田市野見山町にある「障がい者支援施設サンホーム豊田」に寄付する予定です。
 JA猿投白菜部会は12戸の農家が約7ヘクタールのほ場で黄芯系品種のハクサイを栽培し、今年度は約660トンの出荷量を見込んでいます。また、JAサニーレタス部会は11人が所属し、サニーレタス「レッドウェーブ」や「晩抽サーフレッド」を栽培しています。今年度は約4.8トンの出荷を見込んでいます。

 

写真=ハクサイの色などを審査する審査員ら