豊田市茶業組合は12月5日、豊田市茶業組合の石川龍樹組合長ら4人が豊田市西町にあるJAあいち豊田本店を訪れ、今年の夏に豊田市で開催された「第76回関西茶品評会」の成績をJA役員に報告しました。
この品評会は7月31日から8月2日にかけて審査会が行われました。最高位の農林水産大臣賞に「かぶせ茶の部」で豊田市茶業組合の藪押翔太さんが受賞したことを報告しました。同部門では産地賞にも豊田市が選ばれたほか、他部門でも豊田市茶業組合員が好成績を収めました。豊田市茶業組合の石川龍樹組合長は「品評会で上位入賞を目標に組合で取り組んできた。結果、多数の優秀な成績を収めることができた。豊田市のお茶をさらに発展させ広めていきたい」と話しました。
この品評会は、関西地区で生産されるお茶の特徴を明らかにし、生産技術や品質向上を図るとともに、お茶の国内需要の増進や関西茶業の振興など日本茶業の発展に寄与するために開催しています。煎茶やかぶせ茶、てん茶などあわせて371点が出品され、専門家が外見や香りなどを審査します。
豊田市茶業組合は、主に豊田市豊栄町・住吉町・吉原町など25戸の農家で構成し茶を栽培しています。組合員が力を合わせ優良茶の製造や安全・安心で高品質な茶作りに努めています。
写真=受賞報告に訪れた豊田市茶業組合員ら