JAあいち豊田とみよし市果樹組合、みよし市の3団体は11月28日、豊田市保見町にあるトヨタスポーツセンターで株式会社名古屋グランパスエイトに同市特産の柿「富有」を5箱(1箱6.5キロ)贈呈しました。
これは、JAあいち豊田の管内が名古屋グランパスエイトのホームタウンであることから実現したもので、今年で8年目になります。梨・柿・ブドウをはじめとしたみよし市の特産品を同チームと3団体が四位一体でPRし、地域農業の活性化や地産地消の促進を図ることが目的です。
この日は、みよし市果樹組合の小野田勝輝組合長が株式会社名古屋グランパスエイトの小西工己代表取締役社長に柿「富有」を手渡しました。「富有」は果肉がやわらかくジューシーな果汁と甘みが強い特徴から「甘柿の王様」とも呼ばれています。日持ちもよく贈答用にも向いています。小野田組合長は「今年は夏の高温と干ばつの影響で栽培に苦労したが、糖度の高いおいしい柿に仕上がった。選手みんなで食べてほしい」と話しました。小西社長は「応援いただけてうれしい。選手たちにも食べてもらい、柿パワーを付けて残りの試合もがんばってもらいたい」と話しました。
みよし市は33人の農家が約5ヘクタールで柿「太秋」「富有」「陽豊」を栽培。今年は合計で約24トンの出荷を目指します。みよし市で栽培する果実の総称を「甘みよし」として産地のブランド化を進めています。
写真=小西社長(左)へ柿を渡す小野田組合長(右)