JAあいち豊田女性部は11月23日、豊田市西町にあるJA本店ふれあいホールで女性部フェスティバルを開きました。これは、女性部8支部で活動する部員同士が集まり、交流や活動の活性化を図るためのイベントです。同部員226人が参加し、日ごろの活動の成果を発表しました。
この日は、日ごろから猿投支部と豊田支部で開いている3B体操教室を参加者全員で行いました。音楽のリズムにあわせて座りながら手や腕を動かし、参加者らはいきいきとした表情で体操をしました。また、各支部活動を紹介するパネル展示や作品展示、各教室作品の販売会などを通じて情報交換や親睦を深めました。来賓として出席したJAの大河原真吾常務理事は「女性組織の活動は令和6年度上半期で累計848回開催し、8499人が参加された。今後もJAに共感できる仲間づくりを目指し活動を続けてほしい」と話しました。
フェスティバルの記念公演では、アメリカニューヨーク州にある「カーネギーホール」やウィーンなどで演奏経験もあるトヨタ自動車豊寿会津軽三味線サークルが「津軽三味線ライブ」を行いました。参加者は歌や三味線、笛、尺八の音色を聴きながら手拍子をし、最後には「これから音頭」を支部の垣根を越えて踊りました。
JAあいち豊田女性部は988人の部員が在籍しています。JAを拠点とした女性の協同活動を通して、部員の健康で豊かな暮らしの実現と住みよい地域社会づくりを行うことを目的とします。手芸や生け花などの文化教室や料理教室、健康セミナーなどで、地域のふれあいの輪を基軸に活動しています。統括するJA組合員振興課は、多くの人に活動への理解を深めてもらうことを目的に10月からインスタグラムを開設し、写真や動画を通して各支部の活動を発信しています。
写真=作品の販売会を楽しむ参加者ら