みよし市内の若手農家で組織する「みよし農業振興クラブ」とみよし市選出の愛知県議会議員、同市議会議員は11月13日、みよし市三好町にあるJAあいち豊田グリーンステーション三好で意見交換会を開きました。JA職員や同市の産業振興課も参加し、同市農業の課題やこれからの農業振興について活発な意見がかわされました。
これは各産業の意見を市政に反映しようと市議会議員らが開いているもの。今回は、農業分野の意見を求めるため、議員4人をはじめ同クラブに所属する5人らが参加しました。
議員からは、気候変動にともない発生する問題や経営規模を拡大する際にどんな事がハードルになるかなど、現場の意見を求めました。農家からは、品種改良で高温耐性のある秋冬野菜を求める声や、栽培面積を増やしても人手不足が課題になるなどの意見がだされました。また、都市近郊型農業では、農業を続けていく上で近隣住民と共生が以前より難しくなっていることなどを挙げました。参加した林文夫県議会議員は「さまざまな声を聴きながら、若い人が職業として農業に魅力を感じてもらえる施策を行い、みよし市の産業の維持発展に努めたい」と話していました。
写真=意見交換会であいさつする林議員