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豊田市特産ヤマゴボウ出荷始まる/出荷目ぞろえ会/JAあいち豊田山ごぼう部会

2024.11.15

 JAあいち豊田山ごぼう部会は11月15日、豊田市四郷町のJA選果場でヤマゴボウの出荷目ぞろえ会を開きました。今年は、9月の高温と少雨で一部が枯れてしまうなどの影響があったが、生育は例年並みです。11月15日から出荷を始めました。
 ヤマゴボウは、シャキシャキとした食感と豊かな風味が特徴で、味噌やしょう油につける漬物用として人気があり、毎年需要が高いです。
 この日は、山ごぼう部会員13人をはじめ、市場関係者や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、JA職員らあわせて17人が参加しました。市場情勢や他産地の情報を共有した後、サンプルのヤマゴボウを手に取り、太さや長さ、形状など出荷規格を確認しました。山ごぼう部会の近藤基和部会長は「出荷規格をきちんと守り、出荷してほしい」と話しました。
 山ごぼう部会は22人の農家が豊田市の平坦地から中山間地の58アールで栽培しています。12月下旬までに2.3トンの出荷を見込んでいます。JAあいち豊田グリーンセンターや産直プラザでも販売する予定です。

 

写真=サンプルを見ながら規格を確認する部会員