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豊田の冬野菜出荷始まる/ハクサイ目ぞろえ会/JAあいち豊田猿投白菜部会

2024.11.07

 JAあいち豊田猿投白菜部会は11月7日、豊田市上原町にあるJA猿投営農センターでハクサイの目ぞろえ会を開きました。今年は残暑と少雨の影響で生育に遅れはあったが、葉がぎっしりと詰まった品質の良いハクサイに仕上がっています。
 この日は、部会員をはじめ市場関係者や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、JAあいち経済連、JA職員ら合わせて23人が出席しました。市場関係者が市場情勢を説明し、農業改良普及課の小竹博之専門員は今後の栽培管理を伝えました。小竹専門員は「今後、病気やチョウ目害虫の発生が見込まれる。十分に警戒し、適宜薬剤防除をしてほしい」と話しました。その後、部会員が持ち寄ったサンプルのハクサイを手に取り、重量や形状などを確認しました。猿投白菜部会の吉田清仁部会長は「これまでの暖かさで生育遅れはあるが、出荷規格を基準に状態のよいものを出荷するよう見極めてほしい」と話しました。
 猿投白菜部会は、12戸の農家が所属し、合わせて7ヘクタールで黄芯系品種のハクサイ「黄ごころ」「きらぼし」などを中心に栽培しています。厳選された品質の良いハクサイとして市場の評価も高いです。11月13日から出荷を始め、今年は昨年より約50トン多い約660トンの出荷量を見込んでいます。

 

写真=ハクサイの出荷規格を確認する部会員ら