JAあいち豊田営農生活部は、組合員が使用して不要になった農業用プラスチックや塩化ビニールなどの回収を毎年行っています。これは、組合員の営農活動をサポートし、地域環境に配慮した取組みとして毎年有償で実施しているものです。管内の営農センターなど10カ所の回収場所で事前に予約を受け付け、10月12日から11月16日まで順次実施しています。
11月8日には、豊田市上郷町にあるJA上郷営農センターで、事前に申し込んだ組合員27人が合わせて約7366キログラムの使用済み農業用ビニールやプラスチック類などを持ち込みました。組合員の一人は「毎年持ち込んでいる。近場で回収してくれるのは助かる」と話しました。持ち込まれた資材は、リサイクル業者などで洗浄処理を行い、工業製品などに再加工されます。
JAは不要農薬の回収も行うなど、環境保全農業への取組みとして今後も回収を続けていきます。
写真=使用済み農業用資材を運ぶJA職員