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特産のジャンボ梨「愛宕」/目ぞろえで規格統一/JAあいち豊田梨部会

2024.10.29

 JAあいち豊田梨部会は10月29日、豊田市四郷町にあるJA選果場で晩生品種の梨「愛宕」の目ぞろえ会を開きました。今年はやや小玉傾向だが、食味は例年どおりの出来となっています。昨年より5日早い10月30日から荷受けをはじめ、11月5日から市場に出荷する予定です。
 この日は、部会員をはじめ市場関係者や愛知県豊田加茂農林水産事務所職員、JA職員ら合わせて約30人が参加しました。部会員が持ち込んだサンプルを参考に、着色や熟度、外観など話し合い出荷規格を統一しました。梨部会の梅村長史部会長は「シーズン最後の梨の出荷が始まる。消費者に選ばれるよう品質の高いものをより多く出荷してほしい」と部会員に呼び掛けました。今年は、贈答用の化粧箱6,500ケースと平箱4,000ケースを12月中旬まで出荷する予定です。JAでは選果場直売所のほか、JAネットショップ「MEKIKI」でも販売します。
 豊田市猿投・上郷地区の生産者で組織する部会は40人が所属し、合わせて23.3ヘクタールで梨を栽培しています。梨「愛宕」は26人が栽培しています。出荷に合わせて11月5日には、梨の重量を競う「ジャンボ梨コンテスト」を開催します。

 

 

写真=梨の食味を確認する部会員と市場関係者