JAあいち豊田サニーレタス部会は、10月21日と23日に部会員の畑を巡回する栽培指導会を開きました。生長に多少ばらつきはあるものの病害虫の被害も少なく順調に生育しています。23日は、JA営農アドバイザーと愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員ら合わせて4人が部会員のほ場3カ所をまわりました。チョウ目類の害虫やアブラムシなど苗につく害虫を注意深く観察し、質の高いサニーレタスを出荷できるよう部会員と今後の栽培方法を話し合いました。農業改良普及課の伊藤緑専門員は「苗をよく観察し、今後涼しくなると発生しやすいアブラムシ等の発生に気を付けながら管理を続けてほしい」と話しました。
サニーレタス部会は11人が所属し、豊田地区を中心に合わせて約45アールでサニーレタス「レッドウェーブ」や「晩抽サーフレッド」を栽培しています。サニーレタスは軽量で栽培期間が短いため、比較的病害虫の被害が少なく、定植後の管理がしやすいと栽培初心者にも人気です。11月上旬から1月下旬にかけて市場を通じてスーパーを中心に出荷します。昨年度は約4.8トンを出荷し、今年度も同量を目指します。
写真=サニーレタスの生育を確認する部会員ら