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地元中学校の生徒に五平餅作りを伝える/JAあいち豊田女性部三好支部

2024.10.21

 JAあいち豊田女性部三好支部は10月21日、みよし市三好丘桜にあるみよし市立北中学校で文化講座「五平餅作り」の講師となり、この地方の郷土料理を伝えました。女性部員が北中学校で講師を務めるのは昨年に続き2回目です。五平餅作りの講座は毎年生徒から人気の講座で、抽選で選ばれた生徒39人が参加しました。
 文化講座は、1~3年生の全校生徒が希望の講座に分かれて午前の授業時間に開催しました。俳句や囲碁、華道など様々な文化的趣味に触れることで生徒各自の興味の幅を広げます。また、地域から講師を招き地域文化に根ざした文化活動の講座に参加することで地域の自覚を深めることが目的です。
 この日は、女性部三好支部部員ら5人が生徒に五平餅作りを指導しました。みよし市産の米「大地の風」を使用し、生徒は炊いてつぶしたご飯を150グラムずつに分けて小判型の型にはめ、串をのせて成型しました。炭で火を起こして五平餅を素焼きした後、三好支部特製のクルミやショウガが入ったみそだれを五平餅に塗り、焼いて完成させました。
 参加した生徒は「火起こしからすべて自分たちで作れたことが楽しかった。みんなで協力して作った五平餅はおいしかった」と話しました。三好支部の加藤さんは「生徒たちと楽しくできたことがよかった。この地方の郷土料理を次の世代に繋ぎ継承してほしい」と話しました。
 三好支部は、今後も自分磨きや知識向上のために料理教室や文化教室などを通して学び、JAと連携して地域のふれあいの輪を基軸に活動していきます。

 

写真=生徒に五平餅作りを伝える女性部三好支部部員