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最高糖度18.1度/イチジク品評会/豊田市農産物ブランド化推進協議会

2024.09.19

 豊田市農産物ブランド化推進協議会は9月19日、豊田市山之手にあるメグリア(トヨタ生活協同組合)本店で豊田市農林畜産物品評会「いちじくの部」を開きました。JAあいち豊田いちじく部会の部会員が、イチジクを全11点出品しました。最高糖度が18.1度と甘みもあり、出来の良いイチジクが出そろいました。厳正な審査の結果、豊田市和会町の鶴田猛士さんが金賞に輝きました。
 品評会は生産者がお互いに競いながら品質向上を目指し、より良いものをより安全に消費者に提供するとともに、農林畜産物の振興と消費拡大を目的に開催しています。
 この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所の職員や市場関係者、トヨタ生協の職員あわせて5人が審査員を務め、上位3点とメグリア店職員がメグリア賞を選出しました。外観や糖度、着色、食味などを審査した結果、銀賞に豊田市西山町の小池信子さん、銅賞に竹元町の田嶋講雄さん、メグリア賞には御船町の中山和榮さんがそれぞれ輝きました。また、消費者の投票で決まる消費者賞には鴛鴨町の小嶋敬二さんが選ばれました。審査員を務めた農業改良普及課の鈴木暁子技師は「出品されたイチジクはどれも良いものがだった。中でも金賞のイチジクは糖度も高く、着色も良かった」と話し、JA営農相談課の都築孝太郎課長補佐は「今年は雨が少なくイチジクにとっていい条件がそろった。病害虫の被害も少なく順調に生育し豊作を見込める」と話しました。
 いちじく部会は40人が所属し、合わせて6.5ヘクタールで品種「桝井ドーフィン」「サマーレッド」を露地栽培しています。昨年は71トンを出荷し、今年も同量の出荷を見込んでいます。

 

写真=じっくり丁寧にイチジクを審査する審査員