JAあいち豊田地域開発部は9月9日、豊田市若林西町にあるJA高岡支店で資産管理セミナーを開きました。セミナーでは、相続登記や遺言信託の説明をし、参加した組合員23人が理解を深めました。
この日は、愛知県司法書士会に所属する司法書士法人前田・滝浪事務所の滝浪彰司法書士が講師となり「相続登記ってどういうこと?」をテーマに、2024年4月から義務化した相続登記の申請について概要や手続き内容などをわかりやすく説明しmした。参加者は「相続登記を後回しにしていたが意義を知って、きちんと手続きをしていきたい」と話しました。その後、JA金融資産相談課の左右木健太主査が遺言信託について説明しました。遺言信託とは、信託銀行などが遺言書作成の相談から保管、遺言書の執行までの相続に関する手続きをサポートすることで、JAは2008年から農中信託銀行の信託代理店として活動しています。
JA地域開発部は、今年度管内6カ所で同様のセミナーを開催します。資産管理セミナーをはじめ、相続などに関する個別相談会を開くなど、税理士・弁護士・司法書士などの各種外部専門家とネットワーク強化を図り、組合員の財産管理・資産継承における総合的な相談活動に取り組んでいます。
写真=講師の話を熱心に聞く参加者