JAあいち豊田助け合いの会は9月9日、豊田市岩神町にあるJA愛知厚生連足助病院で、地域住民の憩いの場「JAカフェ」の活動を再開しました。以前は毎月第4水曜日に開催していたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から活動を休止することになり、4年半ぶりの活動再開となりました。再開にあたり、豊田市役所保健衛生課の指導のもと飲み物と菓子の提供方法などが変わったが、活動を待ち望んでいた人が多く来場され、初めて案内を見て来た人などあわせて約80人が来場しました。
この活動は、地域住民や高齢者が気軽に利用できる地域交流の場所づくりを提供しようと2017年から始めました。JAあいち豊田助け合いの会の病院ボランティアに登録している会員が会場案内などのお手伝いをします。入場料は200円で、JAあいち豊田助け合いの会会員が用意したコーヒーや紅茶、お菓子などを食べながら会話が楽しめます。久しぶりに来場した人は「いつJAカフェが再開するか楽しみに待っていた。ボランティアのみなさんとの会話が楽しかった。来月も寄りたい」と話しました。助け合いの会の藤井厚子会長は「迎えやバスの待ち時間などに気軽に立ち寄ってほしい。地域の居場所作りになれば嬉しい」と話しました。
JAあいち豊田助け合いの会は、7つの支部があり135人が所属しています。支部ごとに助け合い活動を通じて安心と豊かな暮らしを築くことを目的にミニデイサービスや病院ボランティアを行っています。足助病院でのボランティア活動は9月2日から再開し、病院案内と車いす介助をしています。これからも地域の特性を生かした活動を行っていきます。
写真=JAカフェで会話を楽しむ来場者