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小菊品評会に65点/愛知県知事賞に柴田幸夫さん/下山高原生花生産組合

2024.09.06

 下山高原生花生産組合は9月6日、豊田市大沼町にあるJAあいち豊田下山営農センターで小菊の品評会を開きました。30回を迎える今年は、高品質の小菊65点が出品されました。最優秀賞にあたる愛知県知事賞には品種「やぶさめ」を出品した岡崎市小久田町の柴田幸夫さんが輝きました。
 審査は、愛知県豊田加茂農林水産事務所の職員や市場担当者、JA職員など7人が担当しました。花の質や葉茎のバランス、病害虫の有無などを丁寧に確認し、入賞の8点を選びました。第2位にあたる豊田みよし農業改良推進協議会長賞は、品種「風花」を出品した豊田市阿蔵町の小木曽京子さんが受賞しました。下山高原生花生産組合の梶孝光組合長は「猛暑や台風の影響による長雨で栽培管理が難しい年となったが、適切な管理で品質の高い小菊がたくさん出品された」と話していました。
 下山高原生花生産組合は16戸の農家が合わせて約6.5ヘクタールで小菊を露地栽培しています。120種類を超える小菊を市場に共選出荷し、今年は約245万本の出荷を見込んでいます。下山高原生花生産組合の小菊は花の色が鮮やでボリュームもあり、形が整っていると市場からの評価も高いです。

写真=65点が出品された小菊の品評会