ＪＡあいち豊田サニーレタス部会は８月３０日、豊田市本新町にあるＪＡあいち豊田豊田営農センターで栽培研修会を開きました。９月下旬から始まる定植を前に、土壌改良の方法やサニーレタスの初期栽培を確認するために毎年この時期に開催しています。
　この日は、サニーレタス部会員やＪＡ職員ら合わせて１３人が参加しました。愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の伊藤緑専門員が、土壌診断結果表の見方やほ場の準備、は種・育苗の注意点や定植の時期、病害虫の防除方法など資料を用いて説明しました。伊藤専門員は「定植前後のかん水をたっぷりすることが大事。活着につなげてほしい」と話しました。
　サニーレタス部会は１１人が所属し、豊田地区を中心に合わせて約１ヘクタールでサニーレタス「レッドウェーブ」や「晩抽サーフレッド」を栽培しています。サニーレタスは軽量で栽培期間が短いため、比較的病害虫の被害が少なく、定植後の管理がしやすいと栽培初心者にも人気です。１１月上旬から１月下旬にかけて市場を通じてスーパーを中心に出荷します。昨年度は約４．８トンを出荷し、今年度も同量を目指します。

写真＝熱心に話を聞く部会員