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艶のあるナスが多数出品される/ナス品評会/豊田市農産物ブランド化推進協議会

2024.08.24

 豊田市農産物ブランド化推進協議会は8月23日、豊田市西町にあるJAあいち豊田産直プラザで豊田市農林畜産物品評会「なすの部」を開きました。JAあいち豊田なす部会の部会員が、ナス「筑陽」を3本1組とし、全13点を出品しました。艶があり重量感のある品質の良いナスが多数並びました。厳正な審査の結果、豊田市松平町の加藤誠一さんが金賞に輝きました。
 品評会は生産者がお互いに競いながら品質向上を目指し、より良いものをより安全に消費者に提供するとともに、農林畜産物の振興と消費拡大を目的に開催しています。
 この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員や市場関係者ら4人が審査しました。出品された3本のナスのそろいや艶、色、形など確認して上位3点を選びました。銀賞には豊田市羽布町の松本里枝さん、銅賞は豊田市竹元町の坂本良二さんが選ばれました。また、JAあいち豊田産直プラザに訪れた消費者数名に声をかけ審査に参加してもらい、銅賞を受賞した坂本さんが消費者賞に輝きました。農業改良普及課の伊藤緑専門員は「暑くて雨が少なく、管理が難しい虫の多い時期でも、艶があり重量感のあるナスが多く出品されていた。」と話しました。
 なす部会は43戸の農家が3.2㌶でナス「筑陽」を栽培しています。ボリュームがあり消費者や市場からも好評で、豊田市の学校給食にも使われています。10月下旬まで出荷され、今年は160㌧の出荷を見込んでいます。

 

写真=じっくり丁寧に審査する審査員ら