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地元農産物を味わう/子どもたちがかき氷づくり/豊田市農産物ブランド化推進協議会

2024.08.10

 JAあいち豊田や豊田市などで構成する豊田市農産物ブランド化推進協議会は8月10日、豊田市小坂本町にある豊田市博物館で市内農産物を使ったオリジナルシロップで自分好みのかき氷をつくるイベント「夏の納涼体験みんなでつくろう!農産物かきごおり」を開きました。約120人の親子が参加し、かき氷を楽しみました。JAもイベントに参加し、管内で採れた桃と梨、ブドウを販売しました。
 これは、子どもを対象にかき氷づくりを通して市内でつくられる農産物を知り、味わってもらうことが目的です。今年4月にオープンした豊田市博物館のPRと豊田市の歴史や文化と農業の関わりについて理解を深めてもらうため、同施設で開きました。
 この日は、事前に先着で申し込んだ市内在住の小学生とその保護者が参加しました。豊田市東山町で営むフランス料理店「レクラ・ド・リール」の近藤招宏シェフが作る桃や梨、抹茶、トウモロコシなどを使った全7種類のかき氷シロップで参加者がかき氷づくりを楽しみました。近藤シェフは「シロップはすべて豊田市産で、旬でおいしい食材にこだわった。子どもたちに食べてもらい、新たな味の発見をしてくれたらうれしい」と話しました。参加した子どもは「いろいろな味を選べて自分でつくるのが楽しかった。ブルーベリーのシロップが1番好きだった」と話しました。また、JAが販売した桃「黄美娘」と梨「幸水」の規格外品やブドウ「シャインマスカット」も、家でも農産物を楽しみたいと参加者に人気で完売しました。
 豊田市農産物ブランド化推進協議会は、今後も市内産の農林水産物の消費拡大と地産地食を図るため、9月には米「ミネアサヒ」と肉「豊田和牛」の生産などを学ぶバスツアーを開く予定です。

 

=オリジナルシロップでかき氷づくりを楽しむ子ども