みよし市果樹組合共撰ぶどう部は7月26日、みよし市三好町にあるJAあいち豊田グリーンステーション三好で、ハウス栽培のブドウ「シャインマスカット」の目ぞろえ会を開きました。「シャインマスカット」は見た目が鮮やかで糖度と酸度のバランスが良くマスカットの芳醇な香りが特徴で皮ごと食べることができる品種です。今年の生育は順調に進み、病害虫の被害も少なく高品質な出来に仕上がっています。出荷は7月28日から始めました。
この日は、みよし市果樹組合共撰ぶどう部員をはじめ、市場関係者や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA職員ら合わせて14人が参加しました。市場情勢や他産地の果物の情報を共有した後、部員が持ち寄ったブドウ「シャインマスカット」をサンプルに重量や糖度、色味、食味など出荷規格を確認しました。みよし市果樹組合共撰ぶどう部員の一人は「みよしのブドウは美味しいと思ってもらえるように栽培をしている。自慢のシャインマスカットをぜひ食べてもらいたい」と話しました。
みよし市のブドウは、デラウェアや巨峰を中心に栽培しています。部員数10人のうち7人の農家が約97㌃で「シャインマスカット」を栽培しています。共撰出荷は今年で5年目となり、市場からの評価も高いです。今年は約9㌧の出荷量を見込んでいます。
写真=シャインマスカットの出荷規格を話し合う部員ら