ＪＡあいち豊田旭支店は７月２４日に、特殊詐欺被害の発生を未然に防止したことで足助警察署から、旭支店の安藤宏支店長へ感謝状が贈られました。
　事件は６月１３日に発生。夕方、８０代女性がＡＴＭコーナーに長時間滞在していたため、操作に困っているのかと思い支店長が声をかけました。自宅に息子を名乗る人物から現金を用意してほしいと電話があり現金を下ろしにきたが暗証番号が分からなくて困っていることが分かりました。支店長が「オレオレ詐欺」を疑い、息子に確認してからにするよう説得しました。支店長が息子に電話をしたところ、息子からは電話をしていないことが判明したため警察に通報し特殊詐欺被害を未然に防ぎました。足助警察署生活安全課の梶川宏樹課長は「息子に電話をしてくれたことで被害を防げた。不審に思ったら声をかけるなど最後の砦となってもらいこれからも未然防止に協力していただきたい」と話し、安藤支店長は「支店全体で引き続き声かけなど意識して、些細なことでも相談してもらう存在でありたい」と話しました。
　ＪＡあいち豊田は研修を通じて詐欺防止などを学び、日ごろから組合員・利用者に目を向け特殊詐欺等の発生を未然に防止していきます。

写真＝感謝状を受け取った安藤支店長