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営農指導力強化研修/農家と会話ができる職員を育成

2024.07.11

 JAあいち豊田営農生活部は7月11日、みよし市明知町にあるJAみよし施設園芸支援センターで営農指導力強化研修会を開きました。これは、農家に寄り添い営農相談や営農指導ができるJA職員を育成することが目的です。今年は職員5人が年9回の座学や栽培実習を受講し、研修を通して栽培知識と技術の向上を目指します。
 この日は、みよし施設園芸支援センターのハウスで栽培するチンゲンサイのほ場づくりを学び、堆肥の散布やトラクターでの耕起などを実際に作業しました。また、実習と合わせて受講する座学では、野菜栽培の基礎を学び、12月までの講義で農業技術検定3級の取得を目指します。みよし施設園芸支援センターの和田隆幸センター長は「この研修を通して野菜栽培の知識や技術を身につけることで農家の苦労がわかり、組合員と会話ができるJA職員になってほしい」と話しました。今後は、毎月1回の研修で座学と合わせチンゲンサイなどの野菜の定植、誘引や摘芯、収穫の出荷調製などを学ぶ予定です。

 

写真=トラクターでの耕起を学ぶ受講者