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新採用職員が選果場で農業研修/農業への理解深める/JAあいち豊田

2024.07.19

 JAあいち豊田は、2024年度の新採用職員研修の一環として、豊田市四郷町にあるJA選果場で農業研修を開いています。地域の農産物や農業への理解を深め、幅広い知識を持った職員を育成することが目的です。
 今年は15人の新採用職員が7月10日から8月9日まで、1人3日間研修します。7月19日は、金融部に配属された新採用職員3人が研修に参加しっました。出荷最盛期の桃「白鳳」の選果作業を学び、等級や大きさなどで分けられた桃を箱詰めしました。桃は、今後始まる梨に比べ柔らかいため品質を保つように丁寧に作業しました。参加したJA職員は「管内でたくさんの桃を出荷していることを初めて知り、勉強になった。今後スーパーなどで桃を見かけるのが楽しみ」と話しました。
 選果場で集荷された桃は、非破壊式の光センサーを使い、「糖度」「熟度」「着色」などで選別されます。市場での評価も高く、豊田市をはじめ、名古屋市・岡崎市・静岡県浜松市などの市場に「とよたの桃」として出荷します。
 JAあいち豊田は、JA職員としての自覚を持ってもらうため、次年度以降も新採用職員の農業研修を続けていく予定です。

 

写真=桃の箱詰めをするJA新採用職員