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まもなく出荷ピークを迎える甘長ピーマン/部会員のほ場巡回で品質向上/JAあいち豊田甘長ピーマン部会

2024.07.17

 JAあいち豊田甘長ピーマン部会は7月16日と17日、豊田市松平・藤岡・小原・旭地区にある全部会員のほ場を巡回する指導会を開きました。すでに出荷が6月中旬から始まっているが10月下旬まで出荷が続くため、2回目のほ場巡回を行いました。
 この日は、松平地区5カ所と旭地区3カ所のほ場をまわり、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員とJA職員らが栽培状況や病害虫の発生など部会員から聞き取り、生育状況を確認しました。病害虫の被害はほとんどなく順調です。農業改良普及課の西山彰宏主任専門員は「オオタバコガやカメムシ等の病害虫の発生に気を付けて適宜に防除をしてほしい」と話しました。
 部会は21人が、豊田市の中山間地域を中心に大振りで曲りの少ない「松の舞」を栽培しています。果肉が厚くやわらかで、甘みがあるところが特徴です。1袋150グラムと軽量で、1袋からJAへの出荷が可能なため、高齢者や女性でも取り組みやすいです。6月中旬から10月下旬まで約4トン出荷する予定です。

 

 

写真=生育状況を確認するJA職員ら