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人気の黄桃「黄美娘」出荷始まる 黄美娘・なつっこ目ぞろえ会 JAあいち豊田桃部会

2024.07.12

 JAあいち豊田桃部会は7月12日、豊田市四郷町にあるJA選果場で、黄桃「黄美娘」と白桃「なつっこ」の目ぞろえ会を開きました。生育は天候に左右されることが多かったが、両品種とも糖度や着色など例年通り品質の良い桃に仕上がっています。13日から荷受けを始めました。
 黄美娘は黄色の果肉で、濃厚な味のとろけるような食感が特徴。なつっこは大玉で、酸味が少なく甘みが強いのが特徴です。
 この日は、部会員をはじめJA職員や市場関係者などが参加。市場情勢や他産地の果物の情報を共有した後、部会員が持ち込んだ桃をサンプルに熟度や形状など食味を確かめながら出荷規格を確認しました。桃部会の永田豊明部会長は「一番おいしい桃の適期を逃さずに体調に気を付けながら収穫をしてほしい」と話しました。
 桃部会は50戸の農家が合わせて54.4ヘクタールのほ場で8品種の桃を栽培しています。豊田市をはじめ、名古屋市・岡崎市・静岡県浜松市などの市場に「とよたの桃」として出荷します。また、JAグリーンセンターやJAあいち豊田のネットショップ「MEKIKI」でも取り扱い、「ゴールデンピーチ」などの晩生品種が終わる9月中旬までに約450トンの出荷を予定しています。

 

写真=出荷規格を確認する部会員ら