豊田市立朝日小学校3年生約70人は7月9日、小学校内にある畑で大豆の植え替え作業をしました。これは総合学習の授業で、大豆の種をまいて育て、出来た大豆を加工するまでを学ぶことが目的で、JAあいち豊田女性部豊田支部の神谷幹代さんが協力して毎年行っています。今年から食育活動を推奨するJAあいち豊田組合員振興課と豊田営農センターも加わり、一緒に協力しました。
この日は、6月にポットで種まきをした大豆の苗を一人ずつ順番に神谷さんとJA豊田営農センターの山岡勝宏センター長指導のもと、畝に植え替えました。児童らは、ポットから苗を取り出すポイントなどを熱心に聞いて実践しました。参加した児童の一人は「ポットから取り出すことが難しかった。たくさん大豆を収穫したい」と話しました。この活動に20年以上携わる神谷さんは「毎年子どもたちが一生懸命楽しく授業を受けてくれるのが嬉しい。収穫や加工作業まで見守りたい」と話しました。
今後は、大豆の収穫と収穫した大豆を使って豆腐作りや味噌作りなどをする予定です。
写真=大豆の植え替えをする児童ら