JAあいち豊田は7月5日、豊田市西町にあるJA本店でスイートコーンの出荷目ぞろえ会を開きました。出荷規格の統一のほか、各生産者に生育状況を確認し、早ければ7月10日から出荷を始めます。10月下旬まで出荷が続く予定です。JAは中山間地から平坦地までの多様な地形を生かして、段階的なは種で長期間の出荷をしています。
この日は、生産者や市場関係者、愛知県農林水産事務所農業改良普及課、JA職員らあわせて12人が参加しました。市場関係者が市場情勢などの報告と収穫時や出荷時に注意点を説明しました。スイートコーンは旬が短く適宜を逃すとしなびて粒がへこむことがあるため、収穫時期を見極めるのが大事。粒のしなびた状態が確認できるものは絶対に入れてはいけないことなど出荷規格を話し合いました。農業改良普及課の西山彰宏主任専門員は「例年より病害虫の発生が早く量が多いので早めの防除を心がけてほしい。この時期天候の予報は大きく変わりやすいので最新の情報をチェックして計画を立ててほしい」と話しました。
スイートコーンは、小さな面積でも栽培ができ初期投資が比較的少ないです。毎年秋に、次年作に向けた栽培希望者を募集しています。今年は6人がJA管内で「ゴールドラッシュ」と「おひさまコーン」を栽培しています。
写真=出荷規格を話し合う生産者ら