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良好な出来/カボチャ出荷スタート/JAあいち豊田

2024.07.04

 JAあいち豊田は7月4日、豊田市上原町にあるJA猿投営農センターで、カボチャの出荷目ぞろえ会を開きました。今年は、安定した天候で病害虫被害もほぼなく、玉伸びも進み良好な出来です。出荷は11日から始まる予定です。
 この日は、生産者をはじめJAや愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員、JAあいち経済連職員ら合わせて11人が参加。出荷規格を確認し、生産者が持ち寄ったサンプルのカボチャを使い、キズの有無などの外観、色合いや腐りがないかを見ながら等級を説明しました。農業改良普及課の伊藤緑専門員は「うどんこ病やハダニなどの病害虫の発生が懸念される。防除を徹底し、収穫まで高品質を維持してほしい」と話しました。収穫したカボチャは、貯蔵性の向上やデンプンの糖化を促進させるため、1週間から10日程度風通しの良い日陰で乾かして出荷します。
 JAは、卸売業者と契約して品種「味平かぼちゃ」と「グラッセ」を出荷。今年度は8人の農家があわせて約30アールで栽培し、5トンの出荷を目指します。小売店からの要望が高い2~3Lサイズ(1玉1.7キログラム前後)のカボチャを中心に8月下旬まで契約先に出荷し、県内スーパーなどに並ぶ予定です。

 

写真=出荷規格を確認する生産者ら