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果実肥大良好/イチジクほ場巡回/JAあいち豊田いちじく部会

2024.07.01

 JAあいち豊田いちじく部会は6月30日から7月19日まで管内の各地区でほ場巡回指導会を行っています。8月から始まる出荷前のこの時期に生育状況を確認して、出荷を始める時期や収量を予測することが目的です。愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員とJA営農職員らが、部会員立会いのもと、全員のほ場へ出向き指導を行っています。今年は定期的な雨もあり、新梢の伸びや果実肥大は良好で病気も少なく生育は順調です。
 7月1日は、豊田地区8カ所のイチジク農家を巡回しました。ほ場ごとに葉の枚数や果実の付き具合、幹の状態を見て生育状況や病害虫の有無を確認。農業改良普及課の鈴木暁子技師は「今年は果実のつきや大きさも良い。今後はカミキリムシの被害に気をつけて、見つけ次第防除してほしい」と話しました。
いちじく部会は、41人が合わせて6.1ヘクタールでイチジク「桝井ドーフィン」「サマーレッド」を栽培しています。昨年は名古屋市場などに約62トンを出荷し、今年も同量の出荷を目指します。

 

写真=生育状況を確認する部会員