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自慢のおいしい「とよたの桃」/市長らを訪ね作柄を報告/JAあいち豊田桃部会

2024.06.24

 JAあいち豊田桃部会は6月24日、今年の桃の仕上がりや情勢を報告するため、豊田市役所と愛知県豊田加茂農林水産事務所、JAあいち豊田を表敬訪問しました。市役所では太田稔彦豊田市長を訪問して桃「日川白鳳」を手渡した後、桃の作柄を報告しました。その場で試食し、地元の桃を味わいました。太田市長は「豊田市は農業も盛んな街。桃と梨は豊田市の顔と言ってもいいくらいなので強みをいかして美味しい桃を作ってほしい」と話しました。また、愛知県豊田加茂農林水産事務所の辻武事務所長、JAの石川尚人代表理事組合長を同様に訪問しました。
 今年は春先の低温で生育が心配されたが、その後の天候に恵まれ例年並みとなり、カメムシなどの病害虫は部会員の適期防除で被害も少なく品質の良い桃に仕上がっています。
 桃部会の永田豊明部会長は「今年の桃は、実の大きさが立派で出来が良い。雨や暑い日が続くが体調に気を付けながらいい桃を出荷したい」と話しました。
 桃部会は、50戸の農家が合わせて54.4ヘクタールで桃を栽培しています。「ちよひめ」から始まった出荷作業は、7月上旬の中心品種「白鳳」、7月下旬の「川中島白桃」を経て、「ゴールデンピーチ」などの晩生品種が終わる9月まで順次出荷され桃のシーズンは続きます。

 

写真=今年の桃の仕上がりを報告した永田豊明部会長(左から4番目)