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豊田市を代表する夏の味覚/桃「日川白鳳」出荷ピーク/JAあいち豊田桃部会

2024.06.22

 JAあいち豊田桃部会が出荷する桃「日川白鳳」が出荷ピークを迎えています。今年は4月と5月が好天に恵まれ、生育は順調。病害虫の被害も少なく、味・着色ともに品質の良い桃に仕上がっています。桃部会では8品種の桃を栽培。全品種合わせて、昨年より30トン多い約450トンの桃の出荷を見込んでいます。
 豊田市舞木町にある桃部会の永田豊明部会長の畑でも6月18日から早生の中心品種「日川白鳳」の収穫作業が始まりました。一つずつ丁寧に、形や大きさ、熟度などを確認しながら手作業で収穫しました。永田部会長は「今年は出来が良くサイズも十分。丹精込めて育てた桃を多くの人に食べてほしい」と話しました。
 収穫した桃は、JA選果場に運ばれ、光センサーを使って「糖度」「熟度」「着色」などにより選別される。甘みのあるおいしい「とよたの桃」として地元豊田市をはじめ、名古屋や岡崎、浜松などの市場へ出荷されます。6月23日から選果場直売所やJAグリーンセンターでも桃の販売を始めます。また、JAあいち豊田のネットショップ「MEKIKI」でも取り扱っています。
 桃部会は、50戸の農家が合わせて54.4ヘクタールで桃を栽培。「ちよひめ」から始まった出荷作業は、7月上旬の中心品種「白鳳」、7月下旬の「川中島白桃」を経て、「ゴールデンピーチ」などの晩生品種が終わる9月まで順次出荷されます。

 

写真=桃を収穫する永田部会長