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米の品質向上のため管内各地で指導/水稲青空教室/JAあいち豊田

2024.06.17

 JAあいち豊田は、6月5日から7月19日まで、管内の各地域49会場で「水稲青空教室」を開いています。JA管内には、平坦地から中山間地に至るまでさまざまな条件の水田があるため、その地域や米の品種について細かく情報を伝えられるよう指導しています。今年は水稲農家約450人が参加する予定です。
 6月17日は、豊田市上郷町の上郷営農センターで米「コシヒカリ」の青空教室を開き、農家や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA職員ら合わせて23人が参加しました。農業改良普及課の上畑茜技師が生育状況やカメムシの防除時期などを説明しました。また、JAあいち豊田営農相談課の藤井潔専門技術員は今後懸念されるカメムシの大量発生を防ぐためカメムシの特徴や防除方法などを補足し「カメムシの防除をしっかり行うことで品質の高い米ができる。防除のタイミングをしっかり確認してほしい」と話しました。
 JAは、青空教室を毎年この時期に開催し、品質の高い米づくりをサポートできる体制を整えています。

 

写真=ほ場の様子を見ながら今後の管理を学ぶ生産者ら