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地域農業振興に向けて/豊田市長から要望書の回答を受け取る/JAあいち豊田

2024.06.14

 JAあいち豊田は6月14日、豊田市西町にあるJA本店で太田稔彦豊田市長から農業振興にかかる要望書の回答を受け取りました。JAは、昨年10月に豊田市に5項目にわたる要望を提出しました。行政と連携して地域農業振興を進めるため、JAの農業振興に関する取り組みや計画を行政に伝えています。
この日は、太田市長をはじめ、豊田市農政関連部署の職員がJAを訪問した。JAは石川尚人代表理事組合長ら6人が出席。石川組合長が市長から直接回答を受け取りました。2023年度は、生産コストの上昇による農業経営への影響を緩和するための支援や中山間地域農業の維持に向けた取り組み、地域農業の維持を目的とした施設の整備に関する支援など全5項目を要望。それぞれの項目について市職員が対応と予算への反映などを説明しました。太田市長は「4月にオープンした豊田市博物館では、農業のまち・豊田をもっと知ってもらう場にしたい」と話しました。JAの石川組合長は「当JA管内は米や果樹の名産地である。今後も地域農業の発展のためJAと行政で連携を深めたい」と話しました。
 JAは、農業者とともに市民が求める安全で安心な農産物の生産拡大や地産地消などに取り組んでいます。今後も、地域農業の振興に向け、JAの取り組みや方針を豊田市に伝え、連携強化を図れるように進めていきます。

 

写真=要望書の回答を受け取る石川組合長(右)