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甘長ピーマン目ぞろえ会/本格的に出荷始まる/甘長ピーマン部会

2024.06.13

 JAあいち豊田甘長ピーマン部会は6月13日、豊田市松平志賀町にあるJA松平営農センターで甘長ピーマンの目ぞろえ会を開きました。甘長ピーマン部会員9人をはじめ市場関係者や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA職員など合わせて16人が参加しました。今年の生育はおおむね順調で、14日から本格的な出荷が始まりました。
 この日は、部会員が持ち込んだ甘長ピーマンをサンプルに、果長や本数、曲がりや傷果の見方などの出荷規格を確認しました。初めて出荷する新規部会員にベテラン部会員が丁寧に説明する姿もありました。農業改良普及課の西山彰宏主任専門員は「これからの時期は大雨が予想されるが、水が長くほ場にたまらないよう排水対策をしっかりとしてほしい」と話しました。甘長ピーマン部会の山下国雄部会長は「暑い日が続くので健康に注意しながら栽培をしてほしい。おいしい甘長ピーマンを知ってもらい、たくさんの人に届けたい」と話しました。
 甘長ピーマン部会は21人が、豊田市の中山間地域を中心に大振りで曲りの少ない「松の舞」を栽培しています。1袋150グラムと軽量で、1袋からJAへの出荷が可能なため、高齢者や女性でも取り組みやすいです。6月中旬から10月下旬まで約4トン出荷する予定です。

 

写真=出荷規格を確認する部会員ら