みよし市のあざぶ梅栽培振興協議会は5月17日、小梅の収穫と出荷作業を始めました。昨年より7日遅い作業開始となったが、順調に生育し品質は良好です。
この日は朝から、あざぶ梅栽培振興協議会会員が収穫した小梅をみよし市莇生町にある農産物集荷場へ運び、一粒一粒梅の出来を見ながら手作業で等級の選別をしました。その後、選果機でサイズを分け、段ボールに詰めて出荷します。小梅の出荷作業は3日間ほどで終わり、その後、主力品種の「青梅」や人気の「南高」と続く予定です。
あざぶ梅栽培振興協議会は収穫した梅を「みよしの梅」として市場を通してスーパーなどで販売します。
集荷場での直売も同日から始まり、根強い人気から年々リピーターも増えています。あざぶ梅栽培振興協議会の塚本正邦会長は「今年も品質の良い梅が収穫できた。みよしの梅をぜひ味わってほしい」と話しました。
あざぶ梅栽培振興協議会は1999年に発足しました。現在は26人の会員が「小梅」1.1㌶、「青梅」4.6㌶、「南高」1.5㌶で栽培し、今年は約2㌧の出荷を見込んでいます。
写真=農産物集荷場で小梅の等級選別をする会員ら