みよし市のあざぶ梅栽培振興協議会は5月2日、みよし市の特産品「みよしの梅」のほ場巡回を行い、生育状況を確認しました。今年は、開花から受粉時期の寒暖差で生育は例年より遅れているが、病害虫の発生も少なく順調です。梅の状態から、初めの小梅は17日、主力の青梅は22日、人気の南高は30日から収穫を始める予定です。
この日は、会員やJAあいち豊田職員、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員ら8人が参加しました。みよし市莇生町の5カ所のほ場を回り、病害虫発生の有無や実のつき具合、大きさを見て収穫時期や出荷量を見定め、今後の作業内容を話し合いました。JA営農相談課の齋藤哲男専門技術員は「病害虫被害はほとんどなく順調に育っている。引き続きカメムシなどの害虫に気をつけてほしい」と話しました。
あざぶ梅栽培振興協議会は26人の会員が「小梅」1.1㌶「青梅」4.6㌶「南高」1.5㌶で栽培。「みよしの梅」として市場やスーパーなどで販売しています。また、収穫した梅が運ばれる莇生集荷場での直売も根強い人気があります。今年は約2㌧の出荷を見込んでいます。
写真=梅の生育を確認し話し合う同会員とJA職員ら