JAあいち豊田猿投西瓜部会は、3月上旬からはじまる定植に向けてビニールハウスで育苗や接木、目かき作業を進めています。市場に出回るスイカが比較的少ない6月上旬の出荷開始を目指し、毎年この時期から作業を始めます。
2月13日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員とJA職員が豊田市上原町や御船町、亀首町などにある部会員の育苗ハウス5カ所を巡回しました。病気の有無やハウス内の温度・湿度管理を確認し、今後の栽培管理などを指導しました。現在は的確な栽培管理で、病気などもなく順調に生育しています。JA猿投営農センターの西川敬則さんは「例年より暖かい日が続くので、温度や湿度管理に気を付けて作業につとめてほしい」と話しました。今後は、3月下旬に定植後のほ場巡回を行う予定です。
猿投西瓜部会は昨年、部会員8人が合わせて約7ヘクタールでスイカ「祭りばやし777(スリーセブン)」を中心に栽培しています。名古屋市や豊田市の市場へ約302トンを出荷しました。
写真=ハウス内の苗の生育を確認する部会員ら