JAあいち豊田助け合いの会三好支部は2月2日、みよし市三好町にある三好体験料理教室あぐりんでヒートショック予防研修会を開きました。会員16人が参加し、今日からできるヒートショック対策を学びました。
ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することで起こる健康被害のことです。三好支部は、事故が最も起きやすい冬の季節を選んで研修会を開きました。高齢者の浴室死亡事故は年間約1万7000人で、交通死亡事故の約5倍と言われています。JA愛知厚生連保健福祉課の長尾美樹保健師が、入浴中の事故を防ぐための注意点や浴室以外での寒暖差対策、朝晩の血圧測定の大切さを伝えました。講義を受けた会員は「浴室を温めたり、入浴中の湯温や湯量など気をつけるポイントがたくさんあった。今日学んだことを家族で共有して実践したい」と話しました。
JAでは、女性部や助け合いの会などの女性組織を中心に認知症予防研修会や健康料理教室を開くなど、JA愛知厚生連が行う健康講話や運動、料理教室を取り入れている。今後も会員が興味を持って参加してもらえるように、健康に関する有益な情報を提供していきます。
写真=厚生連の講義を受ける助け合いの会会員ら