JAあいち豊田は12月8日、組合員が営農施設に持ち込んだ不要農薬を回収しました。農薬は、一般ゴミとして捨てられない特殊な廃棄物のため、処分に悩む組合員からの要望で、毎年、回収場所を変え管内4カ所で実施しています。今年は、昨年度より175%増の3408キログラムの農薬が持ち込まれ、営農生活部職員は回収作業に追われました。
豊田市本新町にある豊田営農センターには、事前に申し込んだ組合員ら67人が合わせて約1686キログラムの使用期限切れや使わなくなった農薬が持ち込まれました。営農職員は、受付する人や廃棄農薬の重量を計測する人など担当ごとに分かれてスムーズな回収に努めました。農薬を持ち込んだ組合員は「倉庫の奥に残って捨てられなかった農薬を安全に廃棄できてよかった」と話しました。
JAあいち豊田では、環境保全型農業のひとつとして、毎年農業用使用済みプラスチック類の回収も行い、地域環境に配慮したSDGsの実現に取り組んでいます。
写真=不要になった農薬を回収する営農職員ら