JAあいち豊田は12月4日、豊田市高橋町にあるJA高橋テラスでJA女性大学(愛称「ぷちプリ」)の卒業式を開きました。今年度は受講生11人が参加し、トウモロコシ狩りや発酵食品講習会など全8回のカリキュラムを学びました。この活動は今年で11年目となります。
最終回となるこの日は、4人の受講生が参加しクリスマススワッグ作りと卒業式を行い、JA女性大学学長の石川尚人代表理事組合長が記念品を手渡しました。受講生を代表してあいさつした清水沙佑吏さんは「初めての経験ばかりでどの講座も夢中になれた。託児を利用することで作品作りに集中して取り組むことができた」と話しました。石川組合長は「自分のための時間を優雅に過ごしてもらうことに協力できてよかった。JAをもっと身近に感じてもらい、これからも関わりを続けてほしい」と話しました。ぷちプリの卒業生は、今後フレッシュミズサークル「ミューズ」への参加を案内する予定です。
JA女性大学は、家事や子育てに忙しい日々を送る女性に、「ちょこっとプリンセスな時間を過ごしてもらおう」と2012年に発足したものです。全講座に無料の託児サービスを付け、保育士や看護師の資格を持つ女性組織会員の有志が託児を担当します。講座を通じて教養を身に着けるとともに、地域農業やJAへの理解促進と新たなJAファンづくりにつなげています。
写真=卒業式に参加したJA女性大学受講生ら