JAあいち豊田女性部三好支部は10月19日、みよし市三好丘桜にあるみよし市立北中学校の文化祭で文化講座「おこしもん作り」と「五平餅作り」の講師となり、この地方の郷土料理を伝えました。女性部員がみよし市立北中学校で講師を務めるのは今回が初めてです。各教室を会場に1~3年生が希望の講座に分かれて参加する文化講座で、講座にあわせて75人の生徒が参加しました。
これは、様々な文化的趣味に触れることで生徒各自の興味の幅を広げ、地域から講師を招き地域文化に根ざした文化活動の講座に参加することで地域の自覚を深めることが目的です。
おこしもん作りでは、熱湯でこねた米粉の生地と赤色や黄色、緑色の野菜を原料とした植物由来の色粉で色づけした生地や米粒を梅や鯛などの縁起物の木型に詰め、型から抜いたものを蒸しあげて完成させました。
五平餅作りでは、炊き立てのご飯を小判型の型にはめ竹串をのせて手で押し形を作りました。その後生徒が火を起こし五平餅に支部特製のみそだれを塗り焼いて完成させました。
参加した生徒は「おこしもんの色を考えながら型に詰めるのが楽しかった。郷土料理を体験できて勉強になった」と話しました。女性部三好支部の久野ひとみさんは「なかなか体験できない郷土料理を伝えることができていい時間となった。教える側も楽しく参加できた」と話しました。
女性部三好支部は、今後も料理教室や文化教室などを通じて、自分磨きや知識向上のために女性部活動を続けていきます。
写真=蒸しあがったおこしもんを確認する生徒ら