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高品質なハクサイ出荷を/ハクサイほ場巡回/JAあいち豊田猿投 白菜部会

2023.10.16

 JAあいち豊田猿投白菜部会は10月16日、部会員の畑を巡回しハクサイの生育状況を確認しました。今年は、9月の暑さや降雨の少なさから病害虫被害や生長の遅れが心配されたが、影響も少なく順調に生育しています。
 この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員とJA営農アドバイザーら合わせて3人と部会員が参加しました。作付けをした部会員の畑10カ所を周り、現状把握と収穫開始時期を確認しました。生育状況は、畑により多少ばらつきがあるが、おおむね順調です。全体的に病害虫の被害も少なく、高品質のハクサイが出荷できる見込みです。豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の小竹博之専門員は「チョウ目類の害虫が発生しやすい時期なので、引き続き防除を徹底してほしい」と呼びかけました。また、JAの青木雄三主幹は「9月の暑さの影響が心配されたが、例年通りの出荷開始時期になりそうだ」と話しました。今後は、11月初旬の目ぞろえ会を経て出荷を始める予定です。
 猿投白菜部会は、13戸の農家が、合わせて7.6ヘクタールで黄芯系品種のハクサイ「黄ごころ」「きらぼし」などを中心に栽培しています。厳選された品質の良いハクサイとして市場の評価も高いです。11月上旬の出荷を予定し、今年は約645トンの出荷量を見込んでいます。

 

 

 

写真=ハクサイの生育状況を確認するJA職員ら