JAあいち豊田柿部会は10月6日、豊田市四郷町にあるJA選果場で柿「富有」「次郎」「富士柿」の目ぞろえ会を開いきました。今年は8月、9月の高温で生育への影響が心配されたが、病害の被害も少なく良い出来に仕上がっています。「富有」「次郎」「富士柿」はいずれも12日から荷受けを開始します。
この日は、部会員8人と市場関係者、JA愛知経済連が参加し、部会員が持ち寄った柿をサンプルに、色や形、赤色度などの出荷規格を統一しました。柿部会の林康兵部会長は「今年は小玉傾向にあるが、味や品質は上々の出来。今後もカメムシの発生などに注意して、品質のよいものを出荷してほしい」と話しました。
今年は7戸の農家が、324.5アールで柿「太秋」「富有」「次郎」「富士柿」を栽培しています。品種を変えながら12月上旬まで出荷が続き、合わせて約4.9トンを出荷する予定です。また、柿部会では規格外品を加工用で買い取り「柿ようかん」などにして販売しています。農家所得向上にも力を入れています。
写真=出荷規格を確認する部会員ら